2015年11月17日
年に一度のマラソンのお話
11月15日

ひょんなことから始めたランニング。
去年の初神戸マラソンは散々な結果、なんとか完走したものの、10キロ過ぎで右膝を痛めて残り30キロを必死で早歩き。6時間14分でボロボロ完走。
苦しい思いしか残らず。やっぱり練習不足で挑戦するもんじゃございません。
しかし、今年も当選。
走るかぁ。
今年も夏前からトレーニングを開始したけど、すぐに膝の痛みで一カ月ほど中断。
9月から再開するもなかなか力が付いてこない。本番までのランニング距離の合計が230キロ程度、全然練習不足。距離も20kmを1回.10Kmは10回位。
不安を抱えたままマラソン当日。

僕をマラソンに引き込んだ高校時代のバスケ部の先輩と記念撮影。
先輩は5回連続当選、この日も東京から参戦です。
お互いの健闘を誓い合って、スタート。
朝方の雨も上がり気温も上昇です。
藤原紀香からの熱い視線を感じながら(笑)
その時何故か
「いけるとこまで飛ばしてみるか」という、初心者ランナーが一番やってはいけないことを決意してしまった。
スタートラインを通過したのが、9:13。
身体も軽い。
京町筋を抜けたあたりから、6分/kmペース。
(わたしにとっては超絶ペースなんです)
息も乱れず。
グイグイ行ける感じ。
5km通過。ラップ32分。
10km通過。ラップ31分。
「ええやん、調子最高やん」
15km通過。ラップ32分。
「こんなペースで走ったことないわ」
明石大橋の折り返しを11時7分に通過。
まだまだ行ける!
20km通過。ラップ37分。
20kmを2:13。これは5時間半切れるんちゃう?
今年は練習でも20km以上走ってない未知の領域。
あれ?どないした俺の脚?
給水もしたし、アミノ酸ジェルも摂取してるのに、なんで?
完全なオーバーペースによる燃料切れ。
「あかん、脚が前に出えへん」
なんとか25km通過。ラップ48分。
「走られへん」
今まで抜いてきた人達に抜かれます。
松葉杖をついたスーパーマンのコスプレの女性。
70歳位のおばあちゃん。
ほとんど歩いて30km通過。ラップ49分。
「また膝が痛くなってきた」
給水ポイントでバナナを頬張るも体力回復しません。
「なんとか5時間台で完走したいなぁ」
30秒走っては歩き。
(走っても早歩きとスピード変わらん)
死ぬ思いで35km。ラップ49分。
ここからが地獄の登り坂、ハーバーハイウエイ経由の神戸大橋越え。
「走れる訳ないやんっ」
でも必死で足を引きずりながら前に進みます。
想いはひとつ、6時間切り。
(レベル低い)
周りのランナーも黙々と歯を食いしばりながら前に進もうとしてます。
「苦しい、しんどい」
先輩にランニングを勧められた時の言葉が蘇ります。
「マラソンはバスケの練習と違ってしんどくなったら走るの止めてええねんで」
そんなん、嘘やん!
この状況でリタイアなんかできひんわ!
結局、最後まで走らなあかんねん。
まだ行ける。
まだ6時間切り行ける。
半泣き。
40km通過。ラップ50分。
神戸学院大の前で 小原正子さんに抜かれる。
燕尾服とウエディングドレスの夫婦に抜かれる。
あとちょっとや。
あとちょっとや。
バタバタ足を引きずりながら前に。
やっとラストの直線。
前の小原さんもかなり苦しそう。
頑張れ。
なんとか小原さんを交わして、有森裕子さんとハイタッチしてゴール。
「あー、もうこれ以上走らんでええんや」自然と涙が出ます(笑)
「ナイスラン!」
先輩がゴール地点でお出迎えしてくれてました。

ネットTime 5時間54分。
去年より20分は早いか、、。
結局、作戦失敗で今年もボロボロ完走やわ。
筋肉痛を感じながらブログ書いてます。
あんなに苦しくても、また来年も申し込むんやろなぁ(笑)
年内にはランニング開始して来年こそもう少し楽しんで走りたいもんです。
ハズレへんかな?(もうひとりの自分)

ひょんなことから始めたランニング。
去年の初神戸マラソンは散々な結果、なんとか完走したものの、10キロ過ぎで右膝を痛めて残り30キロを必死で早歩き。6時間14分でボロボロ完走。
苦しい思いしか残らず。やっぱり練習不足で挑戦するもんじゃございません。
しかし、今年も当選。
走るかぁ。
今年も夏前からトレーニングを開始したけど、すぐに膝の痛みで一カ月ほど中断。
9月から再開するもなかなか力が付いてこない。本番までのランニング距離の合計が230キロ程度、全然練習不足。距離も20kmを1回.10Kmは10回位。
不安を抱えたままマラソン当日。

僕をマラソンに引き込んだ高校時代のバスケ部の先輩と記念撮影。
先輩は5回連続当選、この日も東京から参戦です。
お互いの健闘を誓い合って、スタート。
朝方の雨も上がり気温も上昇です。
藤原紀香からの熱い視線を感じながら(笑)
その時何故か
「いけるとこまで飛ばしてみるか」という、初心者ランナーが一番やってはいけないことを決意してしまった。
スタートラインを通過したのが、9:13。
身体も軽い。
京町筋を抜けたあたりから、6分/kmペース。
(わたしにとっては超絶ペースなんです)
息も乱れず。
グイグイ行ける感じ。
5km通過。ラップ32分。
10km通過。ラップ31分。
「ええやん、調子最高やん」
15km通過。ラップ32分。
「こんなペースで走ったことないわ」
明石大橋の折り返しを11時7分に通過。
まだまだ行ける!
20km通過。ラップ37分。
20kmを2:13。これは5時間半切れるんちゃう?
今年は練習でも20km以上走ってない未知の領域。
あれ?どないした俺の脚?
給水もしたし、アミノ酸ジェルも摂取してるのに、なんで?
完全なオーバーペースによる燃料切れ。
「あかん、脚が前に出えへん」
なんとか25km通過。ラップ48分。
「走られへん」
今まで抜いてきた人達に抜かれます。
松葉杖をついたスーパーマンのコスプレの女性。
70歳位のおばあちゃん。
ほとんど歩いて30km通過。ラップ49分。
「また膝が痛くなってきた」
給水ポイントでバナナを頬張るも体力回復しません。
「なんとか5時間台で完走したいなぁ」
30秒走っては歩き。
(走っても早歩きとスピード変わらん)
死ぬ思いで35km。ラップ49分。
ここからが地獄の登り坂、ハーバーハイウエイ経由の神戸大橋越え。
「走れる訳ないやんっ」
でも必死で足を引きずりながら前に進みます。
想いはひとつ、6時間切り。
(レベル低い)
周りのランナーも黙々と歯を食いしばりながら前に進もうとしてます。
「苦しい、しんどい」
先輩にランニングを勧められた時の言葉が蘇ります。
「マラソンはバスケの練習と違ってしんどくなったら走るの止めてええねんで」
そんなん、嘘やん!
この状況でリタイアなんかできひんわ!
結局、最後まで走らなあかんねん。
まだ行ける。
まだ6時間切り行ける。
半泣き。
40km通過。ラップ50分。
神戸学院大の前で 小原正子さんに抜かれる。
燕尾服とウエディングドレスの夫婦に抜かれる。
あとちょっとや。
あとちょっとや。
バタバタ足を引きずりながら前に。
やっとラストの直線。
前の小原さんもかなり苦しそう。
頑張れ。
なんとか小原さんを交わして、有森裕子さんとハイタッチしてゴール。
「あー、もうこれ以上走らんでええんや」自然と涙が出ます(笑)
「ナイスラン!」
先輩がゴール地点でお出迎えしてくれてました。

ネットTime 5時間54分。
去年より20分は早いか、、。
結局、作戦失敗で今年もボロボロ完走やわ。
筋肉痛を感じながらブログ書いてます。
あんなに苦しくても、また来年も申し込むんやろなぁ(笑)
年内にはランニング開始して来年こそもう少し楽しんで走りたいもんです。
ハズレへんかな?(もうひとりの自分)