八東川水系 沈黙~パラダイス 釣り&野宿 パート3

お地蔵さん

2010年05月03日 17:05


二日目の朝。車中泊の朝。

4:30に寒さで目が覚める・・・ さぶっ。
うっ 少しお酒も残ってる・・・(変な飲み方するからや!)

朝食は、オムレツとパンとコーヒーのはずが・・・気力無し まだ目が覚めん。
とりあえずキャンプ道具の撤収開始。 なんか身体が動かん・・・
今日は気合入れて釣る日やのに。

6時半に「道の駅 若桜」に移動して顔洗ったり。
朝食は菓子パン&缶コーヒー
気合入れるために帰り道の眠気防止に買っていたリポDを注入。

心なしか足に力が入ってません。
着替えも済ませて、ドクターI先生を待ちます。

7時半に無事合流。
さて、「どこに入りましょ~」
「KR川はまだ時期早いすかね」 「やっぱり、H川行きましょ 今なら多分一番乗り」

H川上流部 工事現場前。
私的に一番の区間。ここから小さな滝まで釣りあがることに。

新緑が眩しい。

うん、気合も入ってきたぞ!

入渓点付近。

結構この川の風景というか、渓と岸の境目がお気に入りです。苔むした岩。

しかーし
まだ気温も低く、ハッチもありません。

ん でもなんか変。 いつもならハッチがなくてもそこそこ反応あるはずなのに。
やっぱ、プレッシャー高いんやわ。
昨日もかなり人が入ってたし。
ここしかないやろってポイントを流しても 全くの無反応。

焦る。二人で黙々と。

焦るとフライを枝に引っ掛けるし、ライントラブル頻発・・・
流し方も雑になり、魚も出る訳もなく、集中力低下・・・ 悪循環。

そんなときに限って、出るんです。
脱渓点近く。
プールの開き、そろそろピックアップしようとした瞬間。「バシャッ」
「あ~ やってもたぁ」がっくし

超数少ないチャンスやったのに・・・(得意やろ それ)

前半戦二人とも超消化不良。


さてどうしましょう。

このまま終了って訳にはいきませんねん。

そこで先月ドクターIさんが岩魚を連発した区間へ。
夏場には斜面が草ボーボーになって入渓しにくい区間。

渓に降り立ってティペットを交換してると・・足元の葦がガサガサ・・
ふと見下ろすと 「うわっ マムシやん」
身体動きません。 マムシ君は何事もないような顔して川に向かっていきました。
「マムシ見たの初めてちゃうかな、ほんま頭三角やし。あんな短いんや。」
(誰か子供ん時にマムシ手掴みして皮むいて食べたとか・・・尊敬します)

それだけ気温も上昇ってことで。(楽観的)
確かに急にハッチの数も増加・・・
気合入れなおし午後の部開始!


再入渓点近く

まだ反応薄いなぁ。



そろそろいい感じ?

と ある地点から明らかに反応が出だしました。

ハッチのタイミングなのか、餌釣師が脱渓した地点より上流なのか。

あるプールでドクターIさんがキャストしたフライの先で ライズ!!
本日初ライズ発見。
二人で興奮。 先生 キャスト・・・ 「バシャッ」 「出たぁ~!」「ビシュ」
フッキングも決まり、本日初キャッチ! いい型の岩魚です。

先生の横で写真撮らせてもらいました。

俄然やる気度アップ。

いいポイントをゆずってもらいながら釣り上がって行くと
いい感じのプールが・・・
流芯脇の筋を流してると 底から岩魚がゆーくり浮いてきて、フライと同じスピードで
流れます。水面直下からフライを見つめてるのが良く見えます。
「喰え~ 喰え~ 喰ったぁ!」
やっとパラダイスになってきましたよ。

釣り開始から6時間経過・・・苦労したわい。

次のプールでもライズ。
先生 ファーストキャストでゲット。 さすがです。
めっちゃ楽しんでます 先生。 
今まで二人で何回か一緒に釣りさせて頂きましたが、
いつも二人とも満足できる釣りがなかなか出来なかった。
今日は違います。
明らか食欲が警戒心を上回ってます。(魚たちのことね)

そこからは同じプールで二人で7~8尾。
「もうないでしょ」「いや分かりませんよ」「あっまたライズしましたよ!」

「また出たぁ~」

「うわっ」

「まだ 出るわ!」


人が流してるフライにライズする場面を見るのん楽しいっ!
大きいのは出ませんでしたが、ライズの釣りを満喫。
最後にこのプールの一番いい場所に陣取っていた小さいけど幅広アマゴを釣って終了。

独りで黙々と修行僧のように釣りあがるのもいいけど、気の合う仲間で笑いながら釣り上がるのも
これまたフライの楽しみ方ですね。

二日間 楽しみました。

先生ありがとうございます。

次はKR川で尺ですね。

お疲れ様でした。(今日は真面目な釣りブログやな)






















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